ホンダ ビート エンジンオイル&ミッションオイル交換

今回は、イタリアでは無く、日本車、それも濃いめの日本車、ホンダビートです。

F1のテクノロジーを取り入れた吸気系やシリンダヘッドが特徴のMTRECエンジンです。

いやーよく回ります。10000rpmまでパワーが付いてくる感じです。

この車輌、外見は普通ですが、色々手を入れております。

シリンダーヘッドオーバーホール。ポート研磨。ミッションオーバーホール。軽量フライホイール。ECU ROM交換。

これだけやっているので、エンジンば絶好調。

ただ、乗る機会があまりなく、エンジンを掛けては止めてを繰り返していらしたらしいです。

と言うことで、久しぶりのオイル交換。

エンジンオイルを抜いてみると、エンジンオイルからガソリンの匂いがします。

あまり乗られないお車にある事なのですが、エンジンを掛けてしばらくして止めるを繰り返していると、ブローバイガスが多くなり、エンジンオイルに混ざっていきます。本来、通常走行で走っていれば、エンジンのクリアランスも適正になり、ブローバイガスも減少する方向になります。しかしながら、エンジンかけて止めて・・・ですと、エンジンのクリアランスが適正にならず、ブローバイも多くなってしまうということが起こります。今回、燃えるのでは?と言うくらいガソリン臭が・・・趣味のお車はなかなか乗る機会が無いかと思いますが、出来れば2週間に1回程度はしっかり乗ってあげるとコンディションが維持できるかと思います。

オイル自体は汚れておりません。

ただガソリンの匂いが・・・です。

軽にはちょっと硬いですが、wako’sの4CT-Sを使用します。国産スポーツからヨーロッパ車まで幅広く使用できます。ポルシェやBMWの純正指定を得ているオイルでもあります。

ビートはオイル注入にすごく気を使います。

注入口からすぐに漏れてくるのです・・・ですので、注入をすごくゆっくりにし、2.3Lを15分くらいかけて入れていきます。

お次はギアオイルです。

ビートのトランスミッションは、幾つかのベアリングを飛まつ給油をしております。

ですので、あまりアイドリングばかりで止めてを繰り返してしまうと、飛まつ給油が出来ず、ベアリングから音が出はじめる事がありますので、これを防止するためにも、長いアイドリングはせずに、暖気運転の際は、ゆっくり走りながら各部を温める暖気をお願い致します。

今回のオイルはこれで。

レスポのオイルは冬に向いているオイルかと思います。粘度表示よりも柔らかいのでは?と言うくらい柔らかいです。冬も良いですが、当然夏にも大丈夫です。ギアの入りがいまいちと感じていらっしゃるお客様はいかがでしょうか。

イタリア車以外でも、楽しい車の整備は大歓迎です。

lineでもお電話でも結構ですので、ご相談下さい。

 

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