プジョー5008 車検整備

ホームページよりお問合せを頂きまして、ご入庫頂きました。本来は147の車検のご依頼でお話を頂いたのですが、プジョーも車検が近いとの事で、一緒にご入庫頂きました。ありがとうございます!

弊社、イタリア車を得意と致しておりますが、実はフランス車やドイツ車も大丈夫です。お任せ下さい!

5008、非常にスタイリッシュなミニバンですね。内装はさすが欧州車、洗練されています。

では車検整備スタートしてきます。

まずは一番大事なブレーキから点検です。

フロントのブレーキです。

ローターの減り具合が少し気になります。分解してみましょう。

パットの残量です。あと3.0mm程度しか残っておりません。前回の車検証上の距離と現在の距離を確認し、大体の年間走行距離を算出した結果、この残量ですと、半年持たないレベルですので、お客様とご相談の上、交換させて頂く事になりました。

ローターも耳(パットが当たる面と端面との段差)が出ており、こちらも交換をお勧めさせて頂き、ご了承頂きました。

ブレーキは安全に運転するために一番大事な部品ですので、ブレーキだけは妥協は致しません。ブレーキ以外は妥協します(笑)

新品のローターです。当然ながら左右交換致します。

新旧ブレーキパットです。ここまで使われればパットも本望でしょう。

新品のパットとローターを組み込みました。

交換部品です。

リアパットはすでに交換されている様で、ほぼ新品の状態です。

リアローターはフロントローターほど減らないので、ローターの状態も問題無しです。

 

次に問題があったのは・・・エンジンの下廻りをのぞくと結構なオイル漏れが・・・

原因は・・・

ちょっとわかりにくいのですが、エアークリーナーからタービンをつなぐパイプに亀裂が入っており、そこがビニールテープで補修してありました。そこからタービンから吹き返したオイルが漏れだしていたようです。

このパイプはよく割れてしまいます。全体はプラスチックパイプなのですが、タービンとの結合部だけゴム(柔らかいプラ?)

になっており、そこのゴムが切れてしまいます。そしてそのゴムだけ部品が出ず、パイプ1本まるまる交換になるという・・・なんともな作りです。

取り外し時に完全に破壊してしまいました。

上が新品、下が切れてしまったパイプです。ほんの数センチのゴムが切れてしまうと、タービンに取り付ける事が出来なくなってしまいます。

この部分が破損してしまうと、ゴミがこの亀裂から入ってしまい、タービンを破損する可能性と、エンジン不調になってしまう可能性があります。アクセルを戻した時にシューシュー音がする場合にはこの部品が破損している可能性がありますので、ぜひ点検を受けてください。

あとは特に大きな問題も無く、難なく車検も合格。

ブレーキを交換しておりますので、少し長めに試運転を行い、ご納車させて頂きました。

車検、点検、修理フランス車もOkですので、お気軽にお問合せ下さい。

下記lineまたはお電話にてどうぞー!

 

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