皆さま。
大変ご無沙汰の更新となりました。申し訳ございません💦
この春めいて来たにも関わらず、明けましておめでとうございますと言わなければいけないレベルのさぼりっぷりでした。
久しぶりの更新は、Fiat500のステアリング異常警告灯が点灯して、パワステが効かなくなてしまうという症状です。
アルファロメオ ミトでも良くある症状ですね。
症状が出始めの頃は、エンジンを切って、再始動すると、復活するパターンです。
最初の頃は、一回上記の事を行うと、しばらく復活してしまいます。
しかしながら、症状が進行すると、どんどんエラーの発生する頻度が上がり、最終的にはエラーがずっと出てしまい、消えなくなるといった事になります。
今回のお車は、初期の症状で、しばらくは走ることが出来るのですが、突然のパワステ無しになるのが恐ろしいとの事で、修理される事となりました。
まずは診断から始めます。
大体の場合、下記のエラーが入力されます。
C1001 ステアリングモーター異常
C1002 ステアリングセンサー異常
今回は、C1002のステアリングセンサー異常でした。
上記のどちらのエラーが発生しても、ステアリングユニットの交換といった対応になります。
センサーのみの交換というのもできると言えば、出来ますが、正直お勧め致しません。
と言いますのは、何度か当店でもトライはしてみましたが、どうもうまく行かなく、挙句の果てに2次災害を起こすことがしばしばあったので・・・
当店は、しっかりした設備で、しっかりと組まれて、しっかりと調整された、リビルトを使用します。
ちなみに、新品価格は価格改定前で、35万円程度・・・部品代金だけです。
リビルトを使用する事により、費用を半額以下に抑える事が可能です。
これがステアリングユニットです。
このユニットを交換します。
アルファロメオ ミトの場合はダッシュボード(インテリアパネル)を外さなくとも、ステアリングユニットが取り外しできますが、Fiat 500の場合、ダッシュボードを取り外さないとステアリングユニットの脱着が出来ませんので、ダッシュボードを取り外していきます。
室内部品を外して・・・
このようにばらばらになります。
そうなりますと、ステアリングユニットを取り外すことが出来ます。
ステアリングユニットを交換し、ダッシュボードを取り付けていきます。
ここまでくると、いつものインテリアの面影が出てきますね。
後は外した部品を組み付けて、ステアリングユニットのキャリブレーションを行いまして終了です。
試運転もしっかり行い、再発しない事を確認の上、お車をお返しいたしました。
高額でステアリングユニット交換を躊躇していたお客様、ご相談ください。
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