前回のオイル交換時に発覚した水漏れの修理で再度ご来店頂きました常連様のお車です。
オイル交換時、ボンネットを開けると甘い匂いが・・・
この甘い匂い、文章では表現しにくいですが、甘いのです。匂いが
この甘い匂い、エンジンの冷却水が漏れ、エンジンの熱で蒸発すると甘い匂いがします。
実際、甘いのです。あまり口に入れると健康を害しますが・・・
場所はすでに発見済み。
サーモスタットハウジングのヒーターホースからの漏れでした。
このように結構な量漏れております。
このパイプです。
怪しい白い粉がちらほら・・・
オーバーヒートする前に発見できたのでよかったです。
早速サーモスタットハウジングを取り外していきます。
ハウジングの上下についているボルトを外します。
外したら少し振動を与えてあげると外れます。
サーモスタットハウジングを取り外す為、ヒーターホースを外そうとしたところ。。。
折れてしまいました・・・
今回対策品のサーモスタットハウジングと交換します。
対策品とされる物は、折れたヒーターホースのパイプが金属製に変更されております。
これで折れる事はありません。
エンジン側の取付面はサンドペーパーにてきれいに掃除致します
ホースバンドは再使用が出来ませんので、交換します。
エンジンを始動させてしばらく放置。エアー抜きを行います。
エンジンをかけながら、他の作業を行います。
Fiatエンブレム交換です。
まずは前から。
前は、特に難しいことないです。
バンパーを少しずらし、エンブレムの裏側にある8mmのナットを外せばすんなり外れてきます。
旧
新
きれいになりましたね。
次は後ろです。
後ろは少し厄介です。
作業前にボディに傷つかないようにマスキングを行います。
後ろは、ピアノ線や細いタコ糸などでエンブレムの裏側の両面テープを切っていきます。
指が痛くなります・・・
外れるとこの様になります。
なんだか、かわいい顔っぽいですね(笑)
リアも光沢を取り戻しきれいになりました!
エンブレム交換後、エア抜きを再度行い、漏れチェックをしてご納車となりました。
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